パーキンソン病患者さんの新型コロナウイルス感染への対応についてのページです

福岡パーキンソン病診療センター

Fukuoka University Hospital Parkinson Disease Care Center

福岡大学医学部 福岡大学医学部 脳神経内科

ノートパーキンソン辞典・お知らせ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応 Vol.4

パーキンソン病患者さんとご家族に向けてこのCOVID-19流行による外出自粛期間における注意点を発信しています。薬物療法と運動療法はパーキンソン病患者さんの日常に必須です。最近外来で声が出にくさを訴える患者さんが目立っています。きょうはメッセージと言語リハビリの動画を配信いたします。言葉の練習により声がはっきりするほかに呼吸や嚥下の機能を高める効果もありますので皆さん活用してください。

〇 以下はWorld Parkinson Programのホームページからの抜粋です。パーキンソン病の方は不安感を持ちやすいといわれています。不安感を作るきっかけは様々ですが今回のコロナウイルス感染(COVID-19)の流行で、多くのパーキンソン病患者がストレスと不安を感じていると思います。生活の質を改善するために、不安を軽減する試みが必要です。
 パーキンソン病患者さんは、不安の軽減に対して以下のような対応をお勧めします。
■ 忙しくすること:読書、日記、好きな趣味などのさまざまな活動で日常を忙しくしてください
■ 定期的に運動する必要があります:毎日の散歩、ガーデニング、ストレッチ、ダンス、深呼吸トレーニングなどです。
■ 一人暮らしの場合は、友達や家族と連絡を取り合ってください
■ 薬の効きが悪いなど日常生活に影響がある場合な医師に相談しましょう

〇 今回紹介する動画は言語のリハビリです。パーキンソン病診療センターの言語聴覚士の大津さんと濱本さんの合作です。皆さん自宅で大きな声を出しましょう!