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福岡パーキンソン病診療センター

Fukuoka University Hospital Parkinson Disease Care Center

福岡大学医学部 福岡大学医学部 脳神経内科

ノートパーキンソン辞典・お知らせ

パーキンソン病はまれでない、しかし怖くない

パーキンソン病という言葉は聞いたことはあるけどどのくらいの患者さんがいるのでしょうか?恐い病気なのでしょうか?また何が原因なのでしょうか?パーキンソン病と加齢現象とは違うのですか?どんな治療が必要なのでしょうか? このような疑問がよく脳神経内科外来で患者さんやご家族から聞かれます。現在日本には推定で約20万人の患者さんがいて、特に65歳以上の100人にひとりはパーキンソン病になります。つまりこの……

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DBS会議

2019年6月3日に、京都市内のホテルで開催された、DBS Think Tank Eastという国際会議に出席していまいりました。DBSとはDeep Brain Stimulationの略であり、主にパーキンソン病患者さんの外科的治療として有用な治療オプションですが、その他にもジストニアやトゥーレット症候群などの神経・精神疾患にも効果があり、全世界で用いられるようになった治療法になります。今回はフ……

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第13回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス

第13回パーキンソン病・運動障害疾患コングレスが、東京で開催されました。今回は坪井教授のポスター発表に加え、林先生が福岡大学脳神経内科としては初のイブニングビデオセッションでの発表をしました。昨年亡くなられました村田美穂先生の業績をたたえて企画された記念講演や若手向けのパーキンソン病道場など、主催されました順天堂大学脳神経内科の先生方のアイデアが詰まった素晴らしい会でした。来年開催される第14回パ……

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パーキンソン病の治療

内服薬については、効果の強いレボドパ製剤またはドパミンアゴニスト製剤で開始することが多く、必要に応じて薬剤の増量や補助薬の追加を行います。 レボドパ製剤を長期服用すると、ウェアリングオフ(一日の中で薬効が切れる時間帯がある)やジスキネジア(意思に反して手足が勝手に動く)などの運動合併症がみられる場合があります。運動合併症は、内服薬の調整で対応しますが、それでも難しい場合の治療として、デバイス……

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